病院での治療とは違う椎間板ヘルニアの治療
病院で行う椎間板ヘルニアの治療は、ブロック注射やけん引、薬、電気治療、手術などが一般的だと思います。
手技療法で行う椎間板ヘルニアの治療はそれとは別です。前回も述べたように、最も特徴的なのは、脊柱の彎曲を変えるというものです。椎間板ヘルニアになりやすい脊柱の彎曲というのがあります。それを改善しておかないと手術をしようと何をしようと再発する確率は高くなります。
さらに脊柱の深部にある筋肉の緊張の解放や関節の運動性を改善させる必要があります。
あなたがもし腰の周囲をマッサージするくらいだろうと思っておられるのなら大きな間違いです。それくらいの刺激で椎間板ヘルニアが改善することはありません。
何としてでも治したいというあなたの意志と何とか治すという治療家の意志がなければ治ることはないでしょう。
あまりにもテレビなどで簡単に治るかのように放映するものですから簡単に治るものだと勘違いしている人が多くいます。簡単には治りません。手術は簡単です。おそらく失敗する医者はいないのでしょうか。ただ、再発する確率は低いものではありません。
しっかりと脊柱の彎曲までも変えて椎間板ヘルニアが再発しないところまで治さなければならないのです。