慢性痛を治すには、
慢性痛はつらいものです。慢性痛といわれるには相当の時間が経過しています。
その間、痛みを放置していたばかりでなく、治療がうまく合わなかったり、診断が間違っていたりとか、あとは、治療する側のやる気の問題もあるかもしれません。
「歳ですから…」というのはいつものセリフせすが、慢性痛は歳のせいではありません。
慢性痛になっていく条件をあげておきます。
①診断が間違っている ②治療が間違っている ③まだ治る時期に来ていない ④そもそも治療も何も努力もしていない
治療を行って4週間以上経つのに全く痛みが改善せず、それどころか悪化している場合、治療法を変えるか、診断を変えるか、病院をかえなくてはいけません。それ以上すぎると慢性痛に移行してしまう確率が高くなるからです。
また、相当の時間が経過した慢性痛なのに、相変わらず鎮痛薬で痛みが取れると信じている人がいますが、今のところ慢性痛にはっきりと効果を表す薬はありません。
治療法をもう少し探してみるといいと思います。
ちなみに、慢性腰痛や鞭打ち症は手技療法が効果は高いものです。この場合、マッサージではだめです。筋肉、関節、エクササイズなど様々な方法を加えなくては慢性痛は解決できないことを述べておきます。