腰痛治療
厚生労働省の報告でも、腰痛は国民の多くが経験するといわれています。これほど多くの人が経験する腰痛なのに、腰痛治療が確立されたとはいえないのです。
からだ矯正センターでも多くの腰痛治療を行いますが、原因もよくわからないまま放置されている状態の患者さんを施術しています。
腰痛の治療は簡単ではないことは百も承知していますが、少なくとも原因を見つけ出して治療を行えば、何とか解決できることがわかってきました。
整骨院や整形外科で行う治療というのは、電気治療、けん引、マッサージ、温熱、湿布、鎮痛薬によって対処されますが、医学的には効果がないとされています。
医師である遠藤健司氏が著わした「腰痛症ハンドブック」丸善出版の中でも、これらの
治療効果に対して疑問符がつけられています。
また、手技療法の効果についても、技術レベルの差によって効果がまちまちであることが報告されています。
「どこに行っても治らない」とはよくいわれますが、腰痛治療は簡単ではないことは確かです。腰痛治療には高い技術がいるのです。からだ矯正センターで行う施術は、
①硬くなった筋肉を緩める
②動きの悪くなった関節の動きを取り戻す
③神経の緊張を緩める
この三つを克服することでほとんどの腰痛が改善します。これで改善しない場合は、慢性腰痛に陥ってしまっているのでしょう。
急性腰痛と慢性腰痛の治療は同じではありません。急性腰痛は治りやすいですが、慢性腰痛は治りが悪いといえます。この理由は、長期に腰の痛みが、中枢神経に異常を起こさせているのです。
生体警告系が、痛みを無視できないように出来ていることから、長期の痛み状態は、痛みの範囲を拡大させているのです。
腰痛に悩む人は、できるだけ早く治療することですが、なかなか勇気がない人が多いようで治療を先延ばしにしてしまいます。早めに治療しましょう。