安全な手技療法の手順とは…

初めて来院される方、来院しようかと迷っている方、「どんなことをするのだろう」「どんなことをされるのだろう」と思われていることでしょう。

からだ矯正センターの考える手技療法は、「先ず壊すことなかれ」という哲学です。

施術者として、「あそこに行っても全然良くならなかったわ」と言われるのは問題ないのですが、「あそこに行ったらよけいに悪くなってしまった」と言われることは、施術者にとっての問題ではなく、患者さんにとっては損失です。そんなことのないように、施術は慎重のうえにも慎重を重ねます。

手技療法で行う検査とは…

そのために行うのは当然ながら検査なのですが、この検査というのが、一般的に病院で行うような「病気を見つける検査」ではなく、「病気でないことを見つける検査」を行います。

病院では検査というと、血液検査と画像検査です。この時に、病気を見つけるのですが、手技療法は、体の機能が正常かどうかを調べるのです。

「腰痛で…」と言われても、施術者は「本当に腰痛だけか…」と疑い、検査によって白黒つけるのです。そうすることで、単なる腰痛だと思っていたのに、脊髄障害にまでなっていた、内臓の病気からだった、ということがわかったりもするのです。

「ちょっと我慢してて」といって、痛みを伴う強い刺激を与えることは、「百害あって一利なし」です。

かといって、弱すぎる力は痛みもない代わりに効果もありません。生物学の基本は、「刺激と反応」なのです。適切な治療的な刺激というのが必要なのです。

施術で力を加えるとき、「この力で耐えられますか?」と尋ねます。または、「この力で痛みはありませんか?」と尋ねます。

様々な力を加えつつ、「この患者さんはこれくらいの力だと大丈夫だ」ということを把握していきます。それをうまく把握できれば、施術は安全なものとなり、あとは治療効果を求めていけば大丈夫なのです。何事も最初が肝心なのかもしれません。

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