今日の腰痛治療
腰痛の治療は毎日のように行っています。
軽症の腰痛、重症の腰痛、いろいろあります。痛みの原因は似ているようで同じではありません。微妙に違うのでしっかりと観察しなければなりません。
年齢の違い、性別、仕事の違い、体格の違い、性格の違い、習慣の違い、いろんな違いが治療を難しくさせるのでしょう。
今日は椎間板ヘルニアを抱える患者さんの治療が一番難しかったです。痛みはほとんどないのですが、日常生活を不安なくおくってもらうために、「腰の耐久性を高める」という施術を加えなくてはならないからです。
「安静にしていれば痛くない」といった状態なら作りやすいのですが、ゴルフしても大丈夫、重いものを持っても大丈夫、長い距離を歩いても大丈夫、というところまでもっていくのは、なかなか難しいものなのです。
しかし、患者さんの要求はそこにあるわけで、専門家としては何とかしてそのレベルにまで引き上げたいのです。