椎間板ヘルニアのメンテナンスケア

椎間板ヘルニアのその後について

からだ矯正センターでは、毎日のように椎間板ヘルニアの患者さんを診ています。

実費治療の宿命として、椎間板ヘルニアの患者さんのほとんどが、「手術と言われたんですけど何とかなりませんか」といった依頼です。

そして、その後、体の矯正によって、痛みやしびれが改善し、元の生活を取り戻し、再発しないようにするための用心としてメンテナンスケアを行う人がほとんどです。

ですから、椎間板ヘルニアの治療だけでなく、その後、どうすれば再発しなくて済むのかという研究も必然的に行うことになります。

そこでわかったのは、再発予防のために必ず行わなければならない矯正というのは、椎間板ヘルニアの症状があった時の背骨の彎曲を変えることです。

椎間板ヘルニアの症状があった時の背骨の彎曲を覚えておいて、その彎曲に逆戻りしないように定期的に矯正しておけば簡単です。

治すのはとても難しい椎間板ヘルニアも、予防や再発防止となると、そう難しくはありません。

大切なのは、

①正常な背骨の彎曲を維持すること

②関節の可動域を拡げること

③筋肉の緊張を緩めること

④神経の緊張を取ること

このことを解決せずして、椎間板ヘルニアのマネジメントなど出来はしません。

「簡単に治る」「即効」といった宣伝文句に引っ張られて甘く見ている人もいますが、そんな簡単に治る椎間板なら誰も悩みません。

なかなか壊れるはずのない椎間板が壊れるから治すことも難しいのです。

このことは何度も言わないと、宣伝に振り回されて時間とお金を無駄に使ってしまうことを防ぐことはできません。

頑張りましょう。

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