手術せずに椎間板ヘルニアを治すには
椎間板ヘルニアを手術する条件
まず初めに知っておいてほしいのは、あなたが「椎間板ヘルニアをせずに治す方法」とキーワードを打ち込んで検索したとしても、十分な情報を得ることができないということです。
というのも、グーグルはわたしたちのような医療機関ではないものを後回しにする傾向があるからです。
ですから、いまわたしがこの記事を書いたとしても、読まれることはないのです。
そのキーワードで出てくるのは、「整形外科」「整骨院」当たりの宣伝です。そして、手術するのが当然のような情報?ばかりです。
もし、このブログを読んでいる人がいるなら、「椎間板ヘルニアで手術したくない」と悩んでいる人にこのことを教えてあげてください。
昔のように、タウンページを開くといろんな職業の分野が一覧でき、好きなように自分で選択できていた時代とは違います。
グーグルという会社の意向によって選択を促される時代です。公平な宣伝はできない時代です。
便利なようで不便なのです。やはりこれからも昔通りに「口コミ」が一番なのですが、口コミの元になる人が減ってしまいました。
ネットで検索すると何でもわかる、と思っている人が多くなったからでしょう。しかし、現実はネットからの宣伝に誘導されているだけではないでしょうか。自分で体験し、その経験を人に伝えるということではありません。
「椎間板ヘルニアを手術せずに治す」というキーワードでネット検索を繰り返していても、自分の求める情報を得ることはかなり難しいのです。
現にわたしは何度も「椎間板ヘルニアを手術せずに治すには」といった内容の記事を書いていますが、ネットで検索しても行方不明です。あるのは「手術しない方法」ではなく「手術するには」といった反対の情報が出てきます。
椎間板ヘルニアを手術せずに治すということは、保険診療では行えません。医療機関でも行えません。このことを先ず最初に知識として持っておかなくてはいけないのです。
「なぜ?」
その答えは、「椎間板ヘルニアは簡単に治せない」ということです。保険診療は行える施術が大きく限られています。整形外科というところは、読んで字のごとく「形を整える外科出術」をする場です。
整形外科は、椎間板ヘルニアを「手術しない」のではなく「手術する」、場なのです。このことを分かっていない人が「治らない」「治らない」と嘆くのです。
「手術してください」と頼めば手術してくれるでしょう。そして、その成功率は低いものではありません。しかし、あなたが「手術しないで治してください」と頼んでみてください。その答えは予想ができます。「様子を見ましょう」です。
そもそも整形外科で「手術しないで治してください」と頼むことがお門違いなのです。
保険診療で行えることは、あなたはもう経験済みですからご存知でしょうが、引っ張る、温める、マッサージ、湿布、痛み止め、このあたりでしょうが、この方法で「椎間板ヘルニアが治る」とは医学では全く認めていません。
それどころか、腰痛すら「効果なし」といわれているのです。
「手術せずに椎間板ヘルニアを治したい」とあなたが本気で思っているのなら、その条件は、自費治療、実費治療に求めてください。実費治療、自費治療であれば、椎間板ヘルニアに対して広範な治療、施術が行えます。
それも、椎間板ヘルニアに有効な治療を行えるのです。
ご存知のように椎間板ヘルニアは放っておくと脊髄神経を冒し始めます。そして、その障害は手術をする必要がある病態です。
椎間板ヘルニアはできるだけ早く、適切に、焦らずに治していくものです。
「自費治療なんて高いやん」という人もいるでしょう。それならあきらめて手術をすることです。手術も安くはありません。その後のリハビリも必要です。再発の確率は低いものではありません。脊髄への障害の確率は低くはありません。
それらのことをしっかりと調べてから手術に踏み切ってください。
「椎間板ヘルニアを手術せずに済ます方法」は、実費治療、自費治療です。それは椎間板ヘルニアを手術せずに済ますのは大変なことなのです。すぐに再発するなら「手術」してもしなくても同じです。
私に求められるのは「手術しないで治し、なおかつ、再発しない身体を作ること」このことを求められるのです。
とてもハードルは高いのです。このハードルをクリアしてきたからこそ強気に言っています。
椎間板ヘルニアを治すには、一番考えなくてはならないことは、飛び出たヘルニアを何とかすることではなく、ヘルニアを起こす原因である身体の使い方や背骨の彎曲を変えることです。
これを改善するのにものすごい労力を使うのです。しかし、このことを乗り越えると後は安全圏に入り、再発する確率はぐんと下がります。
再度、言いますが、「手術せずに椎間板ヘルニアを治す方法」はネットで検索しても、病院の宣伝ばかりになります。それは、グーグルがそうしたいからです。政府機関、医療機関を最優先にするからです。
この記事も間違いなくネットからはじかれるでしょう。しかし、運よくこの記事が残っていてあなたが見てくれ、あなたの周囲に椎間板ヘルニアで悩んでいる人が言えれば、教えてあげてください。
というのも、わたしは長年、椎間板ヘルニアの治療を研究してきたので、それを放置することが、どれほど苦悩の人生を生むかということを知っているからです。