痛みは快感で消せ!
治るということ
手技療法で治すには、「刺激」を必要とします。その「反応」が治るという状態をつくります。
その「刺激」とは快感です。「あーそこそこ」といった感覚が治る刺激です。
それは関節を矯正しようとも、筋肉を緩めようとも同じです。
関節矯正では、失敗する場合、必ず「痛み」とともないます。
筋肉を緩めるときに「痛み」を伴うと緊張が生まれます。治る方向とは逆です。
痛みと快感はシーソーゲームのようです。快感が少ないと痛みは多く、痛み少ないと快感は多いものとなります。
しかし、快楽主義とは違います。快楽を追い求めるのではなく、快感を探すのです。ですから、治療は快感を伴ったものでなければいけません。不快な治療はほとんど効果を表しません。
治療は簡単ではありません。患者さんの感覚を引き出すには意外に難しいのです。
頑張りましょう。