加齢とともに背骨は少なからず変性していきます。姿勢は年齢に応じた姿勢を表すようになります。

この変性にも「異常な老化」と「正常な老化」と言うのがあります。ほとんどが正常な老化になりますが、明らかに同年代でありながら「異常」と観える姿勢の人もいます。それは「異常な老化」と考えることが出来ます。

背骨の変性としびれ

「しびれ」というのは、加齢によって経験することが多くなります。その原因は背骨の変性によって起こる神経の炎症によるものです。（ここでは背骨の変性によるしびれを述べます）

困ったことに、背骨の変性があっても「背骨が痛い」といった症状はほとんどありません。「手がしびれる」「足がしびれる」といった手足の症状のみを訴えるものです。

しかし、その原因は背骨の変性です。治療部位も背骨です。

患者さんは、背骨の治療をしていると「しびれるのは手（足）なんですけど…」と言われますが、治療部位は背骨です。その説明には時間がかかります。

しびれを感じたら、真っ先に考えられるのが背骨の変性です。そして、背骨の変性が原因である方が安心なのです。他の組織に原因がある方が怖いことの方が多いのです。

しびれを感じたら「からだ矯正センター」にお任せください。