健康についての考え
「健康のありがたさは病気になるまでわからない」
かつて、ある哲学者はこう述べたといわれます。しかし、「健康」というのは特別な状態ではなく「普通」の状態であるということを知っておく必要があります。
また、「病気」は初めから病気なのではなく、健康→病気へと移行したのです。ここで大切なのは、この「病気」へ移行している状態があるはずなのですが。それさえ知れば病気にならなくても済むはずなのですがいかがでしょう?
虫歯の治療は病気治しと同じです。しかし、その虫歯になる前の状況はどうだったのでしょうか。朝起きたら虫歯になっていたのではないはずです。
その虫歯は、普段の生活習慣、家庭での習慣も含めたものです。
勉強することが当たり前の家族の中で暮らせば、勉強ができる子になるはずです。
運動好きの家族の中で暮らせば、運動好きの子になるはずです。
不良な環境の中で暮らせば、不良になる確率は高くなるでしょう。
生活の中で当たり前に目にすることが、自分の思う人間像に影響するはずです。「健康」は普通の状態です。「病気」は異常な状態です。異常な状態から普通(正常ではなく)の状態に戻すことが治療の役割です。
この普通の状態に戻す技術や知恵が治療技術なのです。
からだ矯正センターは、普通の状態に戻すことだけでなく、普通を維持する技術や知恵の探求を続けています。