関節の変性は仕事がなくなるからだ
関節の変形が見つかると「使い過ぎ!」とよく言われるようです。ほとんどの人がそう思い込んでいます。
しかし、実際はその逆です。
加齢とともに、関節の動きは損なわれていきます。膝関節は伸びにくく、背骨は動きが失われていくものです。弾力性は減り、衝撃に弱くなっていくものなのです。
健康とは「普通」の状態です。関節の健康(普通)は、関節が良く動いていることです。かといって柔軟性がありすぎることは、他の関節の動きを制限したりします。
関節は可動域いっぱいにに動き続けることが、関節の健康を保つ条件です。それが普通なのです。
使いすぎるほど関節を動かすような人はそうはいません。そのような条件を満たす人は、一部のアスリートくらいのものでしょう。その場合は、関節ではなく靱帯の損傷などが起きているものです。
例えば、膝関節の痛みを改善したければ、膝の関節の正常な可動を回復させることです。それが改善できれば、多くの痛みを克服させることが出来るはずです。
関節の痛みがなぜ起こるのか、どうして起こるのかを知ることが、治療法を選ぶときに最も大切なことです。
関節の可動域、機能が制限されることが関節痛の主因になるとすれば、治療法は自ずとわかります。
そのことを知れば、痛み止めや湿布、電気を当てる、マッサージ、そのような方法では成果が出ないことが理解できるはずです。
そういったことは、真剣に悩み求めていれば到達するゴールです。治療を選ぶということは、人に摘まませれることではなく、自分で摘まむことです。自分で情報を探し選んでいかなければ、限りある時間を無駄に過ごしてしまうことになります。
なお、からだ矯正センターでは、関節の痛みを取り除くために、関節の動きを改善する施術に専念しています。
生体力学や神経科学から痛みをとらえ、施術計画を立てていきますので、一度試してみる価値はあるのではないでしょうか。
頑張りましょう。