病ではなく気持ち
身体はどこも悪くないはずなのに体調が悪いという人もいます。この梅雨時であればなおさらです。
この湿度で体調も気持ちも「絶好調!」という人は稀です。
日頃の習慣を変えてしまう人は大変です。「コロナが怖い」といって、よく出かけていた人が家にじっとしてしまうと、高齢であれば、筋力は衰え、骨はもろくなり、つまづいただけで骨は折れてしまう身体に退化してしまいます。
その体調の変化は徐序に起き症状もないので退化しているかどうかも気づきません。しかし、ある日突然悲劇がやってきます。
「もう歳ですから」
という地獄からの声が届きます。
状況の変化に右往左往することはリスクなのかもしれません。「良いことは続ける」「悪いことはやめる」これが王道です。
「いや、変化についていかなくちゃダメだ!」
という人もいるかもしれません。
それは違うのです。感情や状況が変わってきたからこそ、自分のスタイルを維持するにはどうしたらいいのかについて考え方を「変化」させなくてはいけないのです。
環境についていくことが変化ではなく、変化しないための考え方をこれまでとは違った視点に変化させるのです。
「コロナが怖い、だから動かない」
と、変化させるのではなく、やるべきことは、コロナについて、ウイルスについて調べ、その状態に対して自分はどうするべきかを考え、今までとは違った思考法で環境に適応するのです。
恐怖心でこれまでの習慣を変えることは変化ではありません。状況に引っ張られているだけなのです。
良い行動は良い結果を生みますが、悪い行動は悪い結果を生む確率は高いものです。
それは病を生みます。その原因は気持ちからです。
身体が退化して病を生むことはありますが、身体は何ともないのに気持ちが病気になってしまって、身体を悪くしていくことも多くあります。
この現在の環境を把握して、どう行動するべきかを考えることは健常です。病を防ぐことにもつながります。頑張りましょう。