逆境を生き抜く

コロナ、不況、熱波、いろいろと逆風が吹いています。世の中の空気が重苦しいように感じさせられる今日この頃です。

人間はほどほどのうまく生きていられると「今日も明日もその次もこの状況が続くはずだ」と推論します。それはそれで大きくハズレることはないのでしょうが、問題はその推論が外れた時です。うまくいかなくなったときです。

私たちの多くが逆境に慣れていません。順調に過ごすことが当たり前の時代に生きているからです。

逆境に対してどう考えればいいのかということは、これまでもいろいろな人が述べてきましたが、現実を目の前にすると、その考え、箴言をうまくつかえることができません。

健康が当たり前のように過ごしていると、ある日突然「あなたの体に病気が見つかりました」と宣告されると、心を立ち直らせることに苦労するものです。

こんな時考えられる対処は、病気と闘う、病気を否定する、もう人生は終わったとあきらめる、病気と共存する、といったことが考えられます。

もし、この逆境を生き延びることに着目するのなら、「どんな手を使っても生き延びる」といった対処を選ぶことだと言われます。

「どんな手を使っても生き延びる」というからには、ほんとうに何でもやらなければならないはずです。可能性があれば何でもやるという意味です。しかし、そこまでしなくてはならない環境にいなかった現代では特殊な考えのように思えますが、生きることが難しかった時代では当然(常識)であったのかもしれません。

中途半端にうまく生きていける現代では、そのように考えることは努力が要るように思えますが、そもそも何が何でも生き抜くという信念は、このような時代に使うためには、何が何でもやらなければならないのです。

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