治すんじゃない、強くするんだ!
「治す?」それは病気の話です。からだ矯正センターは、病気治しはしません!弱くなってしまった機能を高め強くするのです。
弱くなった身体はちょっとした刺激に対して過敏に反応して痛みを伴うことになります。
矯正という刺激を何度も繰り返していると、少々の刺激には反応せず柔軟に受け止め跳ね返します。
痛みが身体にあると「治さなくちゃ…」と思う人も多いですが、どこも悪くなっていないのです。ただ、弱くなっているのです。
膝痛でいえば、これまで膝関節の曲げ伸ばしが可動域いっぱいで行われていたのが、加齢や勤続疲労によって可動域が狭くなって、膝関節の機能が弱まってしまいます。それは、痛みに直結し、長時間歩いたり立っていたりすると痛みによってその機能の弱まりを教えてくれます。
それなのに「あー膝が悪くなった」と嘆きますが、膝が悪くなったのではなく、膝関節の機能が弱まってしまったのです。
その原因は何かというと、「ほったらかし」です。使うだけ使って痛みが現れると「膝が悪い」と皆さん言います。
まるで、歯を磨いてもいないのに「虫歯で歯が痛い!」と嘆くようなものです。
車の手入れもオイル交換もしていないのに故障すると「この車は壊れている」と嘆くようなものです。
勉強もしていないのに「試験の点数が悪い」と嘆くようなものです。
何もしないと能力は低下します。身体の機能も同じです。
「痛み」を感じたら、どこかの機能が低下している、弱くなっている信号だと感じてください。歯が痛くなったとき、歯を磨いていないことに気づくのと同じようにです。
治すことばかりに気を取られずに、これまで身体を大事にしてこなかったことに目を向けましょう。そうすれば、これから自分がどのようなことをしていけばいいのかわかってくるはずです。そのひとつに「治すのではなく強くする」という知恵も含まれるはずです。