治療は適切でないと効果なし!

このことは何度も述べていますがイマイチ理解されていないようで困ってしまいます。

腰が痛いからといって、腰の筋肉を押したり伸ばしたり引っぱったり電気を当てたり湿布を貼ったりしていても、原因にきちんとアプローチできていなければ、何もしていないのと同じになってしまいます。

このコロナ禍において、健康の大切さに気づいた人も大勢います。普段の健康状態がこのコロナ禍においても重要であることです。不健康な身体にコロナウイルスが感染すると症状は悪化しやすいのです。それは肉体面だけでなく精神面も同様であることが分かっています。

健康の維持や増進には、適切な方法を選ばなくてはいけません。

運動のやりすぎは免疫機能の働きを低下させることが分かっており、それを無視して「鍛えれば健康になる!」と自らの体を弱くしていることに気づかずに、「自分は間違っていない!」と思い込んでいる人も大勢います。

「ストレス解消」とばかりに暴飲暴食を繰り返し「ストレス解消している」と思い込んで免疫機能を弱めてしまう人も大勢います。「食べなかったらストレスがたまる」と言い訳してさらに物事を悪くしていく人であったりもします。

コロナ感染もそのルートが飛沫から空気感染へと理解が進んできているのは嬉しい限りです。そのことは昨年の7月あたりには言われていたことですが、残念ながら、なかなか信じられなかったようです。アクリル板で換気を悪くしてしまうことで感染しやすくなっていたことに気づかなかったことは大きな損失です。

適切なことを探らなければ、何事も成果は見えてきません。仮説を立てて検証して、また仮説を立てて検証するの繰り返しになりますが、人間はパターン認識していく生き物です。しかし、思い込みやこれまでの知識が邪魔をして「真実」から遠ざかっていることもあります。

痛みは原因にアプローチしなければ成果は見えません。「ちょっとまし」は成果ではありません。明らかな改善がみられるようにしていく必要があります。

コロナ禍において健康は必須です。コロナウイルスから完全に逃げ切れるとは思えませんが、感染した時に重症化を避けることができるのは「健康な身体」であることは間違いありません。

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