早く治るには健康は必須!
健康管理を行っている人ととそうでない人の大きな違いは治る期間です。
不健康な人は治る期間が健康な人と比べて長くかかるということはよく知られています。風邪をひいた時でも普段の体調によって治癒は影響を受けます。最近のコロナ報道においても基礎疾患の有無がどうのこうのと言いますが、まさしく健康と治癒についてのことです。
健康管理は普段の健康状態の良さだけではなく、何かあった時の正常な治癒期間を維持することでもあります。
糖尿病の人は治癒しにくいということはよく知られています。心理的なストレスが蓄積されている人も治癒が遅れるとも言われます。
普段はいい加減な生活をしているのに、なにか病気にでもなった時には「早く治せ」というのは世の常ですが、身体から観ると「普段からメンテナンスケアしておいてくれよ」と言いたいはずです。
健康な状態というのは心理面も同じです。一番困るのは、心配、不安、恐怖です。これは年齢を重ねるごとに強くなる感情です。源は死に対する恐怖でしょう。
この心配、不安、恐怖を取り除くのも普段からの健康管理です。適切な健康法を行わなければいけないことはもちろんのことです。間違っても、テレビの見過ぎから起こる「サプリメント最強説」には陥らないでください。
残念ながらよほどの偏食でもない限り栄養やビタミンが欠乏するようなことはありません。もしそのような欠乏が起きるような生活習慣を行っているのなら、そのことがすでに不健康なのです。治すべきはそこであってサプリメントを摂ることでは全くありません。
健康な状態を維持するには、年齢による身体や心理変化にも対応していかなければいけません。ということは、健康維持というのは生涯を通じて行う努力とも言えます。
こういうと「おもっ」という人もいるかもしれませんが、努力のない人生などありえません。わたしたちは常に何かの努力を強いられます。病気になればそのことに、老人になればそのことに、死に近づけばそのことに、子育てすればそのことに、です。
何の努力もしなくていいということはありません。頑張りましょう。