健康管理は何のため?

「健康管理をしている」

とても良い響きをもって聞こえます。そのれに対して、

「病気の治療をしている」

と言うと、ネガティブな弱い、劣ったというイメージをもって聞こえます。

健康管理は、健康を維持すること、言い換えれば健常な状態を維持しようとすることが健康管理です。

健康な状態というのは、病気になりにくい心身、身体だけではなく、心の状態も健康だということを意識しましょう。

健康な状態であれば、もし何らかのウイルスやバクテリアに感染しようとも、健常な反応によって処理されます。

例えば下痢などは体内に入り込んだ異物、毒物を排泄しようとすることです。体が弱っていると下痢も起こらず体内に異物毒物が蓄積され、心身を冒していくことになります。

今流行りのCOVID-19に感染して重症化する方は、既往症あり、基礎疾患ありの方が中心になるようです。

健康管理とは良い体調はもちろんですが、病気になりにくい、治りやすい、ということも含みます。

健康診断で「異常なし」と喜ぶことが健康管理ではありません。

からだ矯正センターは、一人でも多くの方に心身の健康を維持する方法や行動を学んでもらいたいのですが、そのニーズはあまり多くありません。病気治しのことばかりです。

健康管理を真剣に考える人は、これまでも少なく、これからも少ないはずです。頭の中で健康管理の重要さを知っているだけではダメです。何をしているかです。

「健康管理って大切ですね?」と他人に尋ねると「そうですね」と賛同しない人はいないでしょう。しかし、実践するとなると話は別です。

「忙しい」「時間がない」「どこも悪くない」

これが言い訳です。その考え方が実は「不健康」なのです。

良いことは開始し、悪いことは停止する、これが合理的な考えです。

頑張りましょう。

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