とどまりたければ動き続けるしかない!

このことは真実です。

歯の状態を維持したければ、歯を磨き続けるしかありません。足腰を丈夫に保ちたいのならば鍛え続けなければいけません。脳の状態は、栄養が刺激であることから、新たな刺激を与え続けなければいけません。

何もしないことがとどまることだと勘違いしている人が多いのはびっくりです。

家に閉じこもっていて、何か良かったことはあるでしょうか。

「今日も何もしなかった」「何の進歩もなかった」

といった「自己嫌悪」しか生まれないのではないでしょうか。

先日、鳥取県の山中をウロウロしたのですが、ガードレールもない、対向車が来ればよける場所もない、避けようとすれば100メートルは後退しなければならない場所を車で通行したのですが、何事もなく済んだのですが、そこを通り過ぎた時の安堵感は特別なものがありました。しかし、そんな不安や恐怖に曝されたのに、気分は高揚していて、抑うつ気分に陥るわけでもありません。今思い返しても冷や汗が出るような場所だったのにも関わらずです。

人間の心は、不安や恐怖に曝されたからといって抑うつになるのではなく、何もしない「自己嫌悪」の方が心を悩ませるように思います。

人間は、刺激することで感情を安定させているのかもしれません。恐怖、不安を克服することで安定を維持しているのかもしれません。

安定ばかりを繰り返していると、かえって不安を生み出すのではないでしょうか。

このようなコロナ禍において、もう少し馬鹿になって行動し、そんな中から安定した感情を生み出すのもありなのかもしれません。

新コロはもう少ししたら収まります。

しかし、何もしないで今いると、新コロ明けには、まったく通用しない心身になっているかも知れません。

馬鹿になりましょう。

そうすれば、その反対の賢さが手に入るかもしれません。

とどまりたければ、動き続けるしかないのです。とどまるために、とどまっていたら、動き続けることを要求されることになるはずです。それは、真実です。

頑張りましょう。

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