健康のありがたさは病気になるまでわからない
「自分は大丈夫」
「自分は元気」
「自分はいけてる」
8割くらいの人が自分自身を大きく見積もるといわれますが、健康に関しても同様です。
何かがあると、気持ちはすぐにぺしゃんこになるのが通常です。
そして、病気になって初めて健康のありがたさがわかるのです。
自覚症状がないから「自分は大丈夫」と思うのですが、自覚症状ではなく、病気になっても治るからだ、ケガをしても治るからだ、落ち込んだり悲しんだりした後に回復できるこころ、こういったところが健康を評価する大切な要素です。
それを自覚できるのは、日頃の健康管理がものをいいます。ウォーキングを日課にしている人ならわかるように、体力は年々低下します、運動していてもです。記憶力は落ちていきます、勉強していてもです。
そのことに気づくには日頃から何かをやっていなければいけません。
「昔運動していたから体力には自信がある」
このことはケガする人の特徴的なセリフです。町民運動会で骨折したりアキレス腱を切る人たちのことです。
日頃から運動している人はそんなことは言いません。体力の低下を自覚している人だからです。
大けがをしてから「やっぱる健康が大事だ」とは言いますが、それは健康の大切さを知ったのではなく、「怖くなった」のです。
健康は普通の状態です。その普通とは中庸です。不安や過信ではなく、強過ぎることでも弱すぎることでもありません。中くらいです。そうなるためには日頃から健康について学ばなくてはいけません。健康が大切だということに異論を唱える人はいません。
からだ矯正センターでは、「健康とは何か」をテーマに長年研究もしてきました。健康に関心のある方は一度相談に来てください。