健康のありがたさは病気になるまでわからない!
「予防が大事」
このセリフは昔からあるようですが、そのことが日常で実践されることはそれほど多くはないようです。
「病気になりたくない」
この気持ちが強い人はいそうですが、行っていることが健康に結びついているかも難しいところです。
一般的な病気の主な原因は、生活習慣です。
いきなり病気になるわけではなく、徐々に病気になっていくのが常です。最も考えられる病気の原因は「食生活」でしょう。
だからといって「サプリメントを摂る」という判断は間違いの元です。食生活は若い時と年齢を重ねてからでは別物になります。そして、加齢変化によって、または、体調によって食事の取り方を微調整するべきだとわたしは考えています。季節によっても違います。
また、加齢とともに考えなくてはならないのが、筋骨格系の老化です。関節の動きは悪くなり、筋肉の量は減り、身体は壊れやすくなる一方です。
それも急に起こるのではなく「徐々に」です。「今までこんなことはなかったのに…」と感じることが既に老化が始まっている証拠です。
そんな時、「鍛えれば治る!」と思っている人も多いようですが、逆に痛みが悪化していくばかりです。
そして、メンタル系にも変化が起きてきます。自身は消え失せ、不安や心配が増えてきます。これまでの思い込みが邪魔をして、出来ると思っていたことが出来なくなっていることに気づきません。現実を知った時、一気にペシャンコになってしまうこともあります。
これらをまとめると、健康の維持には、①食生活②身体機能の維持③メンタルの制御、このことに注目して戦略を練らないといけないことがわかるはずです。
40歳を過ぎて「健康の維持」に関心がないというのはいただけません。
今はネットの時代で、情報は何でも手に入りそうに思えますが、実際はそうではありません。
情報を手に入れようとする者が、しっかりとした判断基準や基礎となる知識を持ち合わせていないと、自らつまむ人ではなく、他人に摘まませられる人になってしまいかねません。
ここでの記事は、少しでもその手助けになるように努力していきたいと思います。