カイロプラクティックの矯正が最も効果を表すのは…
巷で思われている「ポキッとやるやつでしょ」とは違う効果が、カイロプラクティックの矯正にはあります。
痛みや不快症状(メンタルも含めた)は、必ず原因があります。その原因の多くは「歪み」です。
この「歪み」という表現が難しく、「曲がっている」も含んでいますが、「正常ではない状態」といった方がいいのかもしれません。
例えば、膝が曲がっていれば、必ず痛いというわけではありませんが、「膝が曲がった状態」は正常ではありません。近い将来、膝の痛みに苦しむことになるでしょう。
カイロプラクティックの矯正は、その「正常から外れた歪み」を正し、身体の障害や痛みを防いでいきます。
この写真の人は、50代半ばですが膝が曲がっています。それなのに、膝の痛みはありません。そして、自分の膝がこんなにも曲がっていることを知りませんでした。
「少し膝が曲がってきているようですよ」
と指摘すると、
「そんなことないでしょ、膝も痛くないのに」
と言われたので、
「では写真を撮りますから自分で判断してください」といって撮ったのがこれです。
「えっ!これは誰の足ですか?!」(あなたですよー!)
街で見かける「背中が曲がった人」「膝が曲がった人」、こんな人たちは、一朝一夕で曲がったのではなく、少しずつ曲がっていったのです。それも痛みを伴わずに曲がっていくのです。
カイロプラクティックの矯正は、曲がった身体を正常化すると、その「正常」を再学習するものです。
足が真っすぐになった状態を再学習し、曲がった足を異常だと判断してくれます。足が曲がったままだと、「曲がっていることが正常」だと間違ったまま学習してしまいます。
肩がこっている人は、肩のこりから逃げる姿勢である「猫背」の状態を維持しようとするものです。それが長年かかって背中を円くしてしまうのです。
関節の痛みの原因は、「使い過ぎ」だと思っている人も多くいますが、はたから観ていて「使いすぎている人」を見たことありますか?
逆に、「動いていない人」ならたくさん観るはずです。
関節痛の多くは、「関節の運動不足」が原因です。
関節が動いていない状態は「異常」なのです。
カイロプラクティックの矯正で関節の運動を取り戻してやると、痛みが消えるのと同時に「軽くなった」「動きやすくなった」といった感想を持ちます。
それは、まぎれもなく関節には運動が必要だということを示します。
「日頃歩いているから…」
この運動とはまた違うのです。関節は筋肉に動かされることが仕事です。自分で動くのとはまた違うのです。
年齢とともに関節の動きは制限されていきます。その制限された状態は異常です。その異常は、痛みや違和感を生み出すのです。
カイロプラクティックの矯正は、歪みという異常を取り除くことで、神経系の働きを正常化して、脳へ再学習を促します。
そのメカニズムは、生物学の基本とされる「刺激と応答」です。刺激されれば反応するのが生物です。
治療効果は、適切な刺激に対して適切な反応が起きた時です。
カイロプラクティックの矯正を「ポキポキ」する「怖い」という間違った印象を取り除くには時間が要りそうです。
少なくとも一つだけは理解してほしいのは、「ポキポキ」や「怖そう」は仕方ないとして、
「カイロプラクティックは、神経系の働きを正常化して痛みや障害を取り除く仕事」だということです。
世界で、神経系を矯正を通して正常化しようとする健康分野は他にありません。