ストレスには考えることを考えるがおすすめ

生きていくにはストレスに曝されることを覚悟する必要がありまそうです。

心理学では「退屈も刺激」ともいいますが、何もない環境であっても、神経系はストレス刺激として反応するようです。

また、生理学では「脳の栄養は刺激」ともいいます。

結局は、何もないことは良いことではないかと漠然と思っていても、実は反対の悪いことでもあるのです。

しかし、ストレスに曝され続けると、心が疲弊し「逃れたい」と思うのも正常です。

それでも「ストレス」は消えません。もし消えたとしても「退屈は刺激」という矛盾した心理状態が出来上がるのです。

脳は刺激がなければ栄養が不足していると認識して不調が生まれます。

そうなると、わたしたちはストレスに対して「どう対処するか」が問われます。

からだ矯正センターがすすめているのは「ストレスをどう考えるか」ということです。

「考えることを考える」

これは哲学のことを指しますが、この「考えることを考える」という哲学分野のことをストレスの対応に使うのです。

「ストレス解消!」

こんな掛け声は、これまで誰もが言ってきたことです。が、成果が上がったとは思えません。少なくとも私の周りでは。

やはり、一度ストレスに正面から向き合って熟慮する必要があるのではないかと思わされます。

人間が生きていくうえで、未来のことはすべてが初体験です。出たとこ勝負なのです。うまくいくこともあればうまくいかないこともある「博打」のような世界でもあります。

そういった現実を先ず知らなくてはいけないのででしょうか。

未来から現実へ移行した時に、自分がどうふるまうべきかを考えることが大切なのです。

今現在から過去を振り返った時に「こうするべきだった」「こうするべきではなかった」という後悔は誰もが経験しますが、それは、これから未来へいって、過去を振り返るときにも同じことを経験するものです。

過去は終了したものではなく、これからも継続する経験なのです。

「どう対処するか」

そのためには「今考えていることを考えること」、これが重要です。

自分の損得で考える知識の集積を求めるばかりではなく、自分が今考えていることを考えるということは、理性(思考)を鍛え、来るべき未来への対処の答えを見つけてくれるはずです。

頑張りましょう!

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