真実のカイロプラクティック

カイロプラクティックは何をすのか?

一時期、カイロプラクティック業界は賑わった時代があります。しかし、小泉政治の時になって、「規制緩和」の導入で、整骨、鍼灸、理学療法の学校がこれまでの制限から解放されたことで、カイロプラクティックに進む人たちは、そちらの国家資格に向かっていったのです。

「治療」よりも「資格」です。もちろん、身分の保証から悪いことではありません。

しかし、このカイロプラクティックの「資格」を認めないのは国です。有効性とはまた別の話です。

外国の話を持ち出すのは、国ごとに事情が違うので何ともいえませんが、外国では多くの国が資格を認めています。ですから、無意味な治療法、無効ではないはずです。

カイロプラクティックは、少なくとも「神経筋肉、関節の障害、痛み」にはとても効果的な反応を示すことは長年の研究と実践からもわかります。

「痛み」といえば「薬」、「湿布」などの対処療法しか思い浮かばないのが今の日本の痛みの治療です。

神経の障害の特徴は過敏です。

筋肉の痛みの特徴は緊張です。

関節の障害の多くは運動障害です。

これらの障害を「対処療法」で解決できるとは医学研究ではいっていないのに世の中への普及は独り歩きしています。

からだ矯正センターでは、「何が効果があるのか」「どんな治療法が最良なのか」、そんなことばかりを考えてきました。

カイロプラクティックの意味は、カイロは「手」です。プラクティックは「技」です。

器械を使ったカイロプラクティックは、本当の意味でのカイロプラクティックではありません。

手の身体への適切な刺激が、正当な身体の反応を引き起こして、身体を健常に向けることを基本にしているのです。

曲がった関節が真っすぐになった状態と、曲がった状態では、身体の動きや使い方が違うことは想像できるはずです。

こわばった筋肉の緊張を緩めると、楽になりそうな感覚は想像できるはずです。

悪くなっている身体は、本来の良い体調を忘れています。

街で見かける「腰の曲がった高齢者」「膝の曲がった高齢者」、この方たちが一朝一夕にそうなってしまったのではありません。

悪い状態を長期間続けることで、本来の状態を忘れ「悪いことが普通」になってしまったのです。しかし、それだけでは悪い状態がとどまるはずもなく、徐々に悪い方向へ進んでいっています。

カイロプラクティックは、何かを治すというよりも「一番良い体調を取り戻す」ことにあります。

その「一番良い体調」で活動してもらうことで、「調子の良さ」を実感してもらうことです。

その「実感」というのは「神経の働きの正常化」によるものです。それが、自分の持っている治癒力であったり回復力でもあります。

先ずは「正常な状態」を獲得することなのです。本当の病気の人は「正常化」しません。

同じ施術を行っているのに、すぐに悪い方へ戻ります。または、施術の軽い刺激でも「悪化」することもあるのです。そんなときは、すぐに病院での診察を勧めています。

本当の病気にならないためにカイロプラクティックは、力を発揮する能力があります。

「ボキボキ」「パキパキ」といったことばかりがイメージにあがるのは不満です。そんなことくらいで、身体が治ったり悪くなったりするほど、身体は弱くないのです。

悪い刺激も良い刺激も、何度も繰り返し神経を刺激しないと改善などしません。

ですから、「即効」などと、もしカイロプラクティック業界の人が言ったとしたら、その人は間違いなく勉強をしてこなかったか、間違った経験をしているかのどちらかです。(整体分野の人は知りませんが)

カイロプラクティックは、とても慎重に施術を考えます。それが適切な方法なのかを何度も検討します。そして、患者さんの状態、体調を観察して効果や反応を見極めるのです。

神経系は全ての情報、たとえ些細な情報でも脳へ送ります。寒い、暑い、湿度、匂い、音、環境変化、それらが心地良いか悪いかまでわかります。

普段、わたしたちはそんなことを気にしていないように思えますが、気にしています。

車の運転を例にとってもわかります。

車の匂い、ブレーキの使い方、ハンドルさばき、天気、音、BGM、会話、周囲の車の運転、これらが不快であれば「疲れた」と言い、快適であれば「楽しかった」と言います。

これら全て神経系が引き起こす反応です。身体の不調も同じように神経系が生み出す感覚です。

カイロプラクティックは、その神経系を正常に戻すことを第一に考え施術します。

今日は、仕事をしていないので疲れていないせいか、たくさんの文を書いてしまいました。

からだ矯正センターは、6日からですが、予約が入ったので5日も施術します。もし、時間作れるようでしたら連絡いただければやります!10時や1時、2時あたりが空いてます~

頑張りましょう!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

未分類

前の記事

人間万事塞翁が馬