体調が変われば人生も変わる!
悪い人生は体調も悪い
体調が悪いのに人生は楽しい、充実しているということはありません。
体調が良いので人生は楽しい、充実しているということはあります。
体調が良いが、人生はつまらない、充実もしていない、ということがあるでしょうか。
体調というのは人生に強く関わっているものです。それは年齢を重ねるごとに思い知らされるはずです。
今日は、メンテナンスケアに訪れた女性の話です。もともと心身の不調で来院された方なのですが、時間はかかりましたが、すっかり体調もメンタルも復活しました。
「初めて来た時と比べたら本当に良くなったね」
「おかげさんで。年齢は重ねたけど、体調はどんどん良くなったわ」
「普通は、年齢とともに体調は悪くなるのにね」
そうなのです。年齢とともに体調は悪く、痛みを感じる機会が増加します。
この女性は、メンタルも不調がありましたが、様々な事を実践してもらいました。そして、新しい体験と考え方を身につけてもらいました。
身体の調子は、からだ矯正センターの得意分野ですので、時間さえもらえれば何とかできます。しかし、メンタルはというと、これまでにも述べてきましたが、痛みを感じないので改善させる方法は難しいものです。
いろんなテーマを与えて、それを試してもらわなければ前には進めません。結果を出すために当方も必死です。二人三脚で進めないといけません。
そうこうしながら、いろんな体験を試すうちに、対人関係の対処や個人が健康であるためにはどうあるべきかを身につけていってもらったのです。
そうすると、月日が経つと、ストレスで悩むのではなく「どう対処するべきか」に悩むようになりました。この状態は健常です。この対処には「変化」「変更」が求められるからです。
問題になってくるのは「固定」です。思い込みや期待などは固定してしまいますが、現実とズレた時に面倒なことにもなるのです。
人間は「安定」や「安心」に向かおうとする傾向によって「成功体験」から行動を導き出そうとしますが、その成功体験は薄いものです。そして、固定し再現性は期待できません。
そういったことを念頭に心のトレーニングをしなければ新しい自分を手に入れることなど出来ないのです。
「前向きに!」
「絆!」
「つながっているから!」
「ポジティブ!」
「大丈夫だって!」
このような言葉がけで変化するほど現実は甘くありません。一時的な気分の高揚を求めても、それはすぐに冷めてしまうのです。
実感としての心理体験、対処方法から生まれた成功体験を心(脳)が学習していき、もし、何かの不調が生じても、耐久性と復元を身につけた心は崩れることはありません。
このような体験を薬などの薬理効果で表すのではなく、努力によって生み出すのです。
メンタルの問題は、多くありますが、苦痛を客観視できないことから、先ほど述べた励ましのような方法で何とかしようとしますが、効果はありません。
なぜなら、メンタル(心)の問題は、気分の問題というよりも、考え方から生まれた体験に問題があるのです。
メンタルの問題は、できるなら早期に解決することが大切です。そうしないと、本当に〇〇病という名前を付けられ、薬の助けが必要になるからです。
で、先述した女性はすっかり生まれ変わり、「自信」「自尊心」「安定」「経済」「目標」「充実」「喜び」を獲得しました。どこにも問題はありません。それは、健常な死生観すらも身につけるのです。
特筆すべきは「経済」です。お客さんからの信頼も厚くなり、「この人でなければダメ」といった存在になってしまいました。収入も激増です。(いいなぁ…)
どんどんと忙しくなっていますが、心身ともに健康なので、そういったことにも「どう対処するべきか」に目を向け、相談もするので体調は崩れることがありません。(他人に相談できることも健康の証です)
体調が良くなった今もメンテナンスケアを行ってくれるのでこんな話ができました。
頑張りましょう。