肩こりは自律神経をおかしくさせる?

自律神経失調症

一般的にもよく耳にする「自律神経がぁ…」というのがあります。

この「自律神経がぁ」の使い方はあいまいで「メンタルの不調」も含みますが、はっきりはしません。

ただいえることは、体調不良が長く続くと自律神経がメインの病気ではありませんが、「自律神経がぁ…」となるのは事実です。

元々の不調を放置していると、それを補うように身体が反応することで自律神経が関与してきます。

たとえば、重度の肩こりで悩む人が経験する不快症状、めまい、頭痛、抑うつ、不安、イライラ、過敏、ホルモンバランスの乱れなどは、間違いなく自律神経の変調に伴うものですが、原因は肩こりの放置です。

うっとおしい肩こりが消えさえすれば、これらの不快症状は消えることでしょう。

小さな棘が刺さっているだけでも、わたしたちの身体はそれに反応します。そして、それを放置していれば、そのことに意識が集中し、他のことがおろそかになり、イライラすることは想像できるはずです。

これも自律神経が関与します。自律神経は本来なら鈍感でなければならないのですが、加齢や体調によって過敏になります。それが、体調に現れてくるとしんどいのです。

肩こりのを治すことは、自律神経の働きを正常化することでもあります。まだまだ、世の中にはそういった知識は広まってはいませんが、これを読んでいる人は「肩こりは自律神経をおかしくさせる」ということを覚え、自覚があればいち早く治しましょう。

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