姿勢は良くなることはない!
姿勢を正しくは難しい
加齢とともに姿勢は悪くなるのは異常の正常だ。
若い時と同じ姿勢を維持することは不可能である。
「同年代よりもちょっとまし」
を目指すのがいいのだが、そういうと不満顔になる人も多い。老化というのは、これまで経験のないことを経験することだ。老化を克服した人はいまだにいない。
加齢とともに、背骨の弾力性は失われていく。鍛えたからといって元に戻らない。それなのに、鍛えると元に戻ると思っている人もいるようだ。
筋肉は30歳の人が60歳になると40%失われるともいう。「60歳なんてまだ先だ」と思うがあっという間だ。徐々に衰えていく。そのことに気づかずに衰えていく。
生きていくには働くことは必須であるが、そのことだけで生きていくわけではない。生きていくための知恵が要る。その知恵は学校では習わない。先生も知らないだろう。その知恵は社会人になってから学び取るものであるが、誰でも学び取れるものでも学び取ろうとするものでもない。
実は、「健康管理」というのは人生をうまく乗り切るためには必須である。健康であれば何でもできる。何歳になっても仕事もできる。
病気であれば仕事はできない。みんなが出来ることが出来なくなるのだ。
健康管理をしている人は、60歳過ぎても余裕で働いている。70過ぎても余裕で働いている。
そんな人は同年代よりも姿勢もいい。あてにされるから心も健康だ。生活に張り合いがある。
「そんな歳になってまで働きたくない!」
と思うなら、すでにメンタルは弱っているに違いないのだ。きっとうつむきかげんで姿勢も悪いはずだ。そんな人は健康回復が必要である。
生きていくことは、健康管理をしながら働き、健康を維持する努力の継続である。みんながよくいう「ストレス」「ストレス解消」というセリフも、結局は不健康の自覚なのだ。
あまりにも生きていくうえで、仕事にばかりに目が言いって、肝心なことを見落としている人が多いので、ついつい口を出したくなる今日この頃である。心と体の姿勢を正すことだ。