関節は運動が命
関節は動かすのではなく動かさられる
身体の痛みの原因はほとんどが筋肉骨格系にある。普通に生活していれば、内臓の痛みというのはまれである。
若い時の痛みの経験は、ほとんどが、切り傷、焼けど、打撲であるが、歳を重ねるごとに、これまで経験したことのない痛みにさらされる。
慢性痛などは典型的なその痛みだろう。これは、なかなか治らない。
「どこに行っても治らない」という痛みは慢性痛だ。
慢性痛は、治す方法が確立されていないので悩むのが当たり前だ。しかし、筋肉骨格系の慢性痛は、カイロプラクティックがよく効く。
それは、慢性痛のメカニズムに合っているからだろう。
関節の痛みに悩む人は多くいるが、なぜか間違った治療をする人が多い。
関節には関節の運動性を取り戻すことが不可欠なのだ。そう言うと「運動だ」と、早合点するひとがいるが、そうではない。
関節は自分では動けない、筋肉に動かられるのだ。しかし、筋肉を使って動かすと、関節内の液体が拡散してしまい、治るという現象は起きにくい。
そこで、カイロプラクティックの出番だ。カイロプラクティックは関節を動かす治療法がある。自分で動かしてもダメなら、他人に動かしてもらうことだ。実は、この方法が今のところ最も効果的に関節の障害を治すのだ。
治療には、基本的なメカニズムが存在する。
「何で痛みがあるのか」「何で治るのか」「何で治らないのか」
こんな疑問に答えを見出しながら治療法は確立されていく。