矯正していくと、どんどん強くなる!
矯正の効果とは何か
来院された当初は、自律神経は敏感で、ストレスの対処方法も何もわからず、あちこちの痛みに苦しめられていても、矯正を繰り返すうちに強くなっていくものだ。
トレーニングで鍛えることと似た感じだ。
生物学の基本は、刺激と応答である。その基本から治療法は生まれる。
身体が悪いままだと、それは自然治癒する確率は低い。治すという刺激が必要なのだ。
今日も、痛みを含む体調不良で悩んでいた人が、すっかり良くなったと喜んでいた。それは前述した治療の基本を試した結果だ。
もし、体調がおかしくなっても、どうやれば治るか、どれくらいで治るかを学習しているので不安がない。そういった新しい成功体験が新しい心身を創り上げるのだ。
体調が悪いことを当たり前のように思い、治らないことを当たり前のように思っている人は多い。もったいないことだ。
誰かがドアをノックして、「体調が悪いんですか?治しましょうか?」と言ってくれる人などいないのだ。
自分から何とか良い手はないかと行動することしかないのだが、体調の悪い人はそういった発想はない。
治る人の条件の一つは「気力(やる気)」があるかどうかである。誰かを待つといった期待は現実的ではない。