40代女性は股関節の痛みに気をつけろ!
体型変化は40代から
これまで何ともなかった身体が痛みに曝されるようになるのは40代からだ。老化というより勤続疲労だろう。長く使ってきた身体が悲鳴を上げるときだ。
「これまでこんなことなかったのに…」
このセリフは何度も聞いてきた。おそらく、この40代という共通点は、体調管理を行う大切な時期なのだろう。
股関節の痛みの訴えはかなりある。先天性股関節脱臼による痛みも40代から起こることは多い。これまでは、何ともなかったのにだ。
40代女性の股関節の痛みは、体型の変化によるものが多い。姿勢が変わるのだ。それを改善すると痛みは消えていく。痛みを放置していると、痛みから逃れるような姿勢をとるようになるので、ますます姿勢が悪くなる。
「骨盤が曲がっている」「お尻が下がった」
この表現は、40代になると途端に言われるようになる。だからといって放置していても構わないのかもしれない。「もう歳だから」と言っていれば済むからだ。
しかし、痛みが始まるとそうも言ってはいられないだろう。
実は、特に女性の場合、「綺麗でいることと健康」は強い関連がある。
綺麗でいようとすることは、健康でいるようとすることと同じなのだ。そのことは誰も言わない。これまで、身体のメンテナンスケアをしている人を何人も観てきたが、同年代とは全く違う。身体に痛みがないので、動けることで筋力低下を起こさない。行動できるから好奇心が衰えない。食事に関する知識を身につけているから、血圧も安定し肥満にはならない。
健康を維持する努力が、綺麗でいることつながっているので、自損心が維持できる。人間は努力する人としない人の差は、時間が経過すると明確になる。
それは、痛みが証明してくれるのだ。