めまいは三半規管じゃない!
めまいが治らない原因
めまいに悩む人は多い。「なぜ治らないのか?」と悩むのは正常だ。むち打ち症や肩がこりすぎてのめまいならそのほとんどが「三半規管ではなく頸椎」に原因がある。
頸椎の中を通る血管は小脳へとつながっている。首の筋肉が硬くなると自律神経を刺激して、小脳への血行を悪くさせる。それがめまいの原因だ。
めまいで耳鼻科にいくと、必ず三半規管をめまいの原因として疑うが、小脳を疑うことはほとんどない。有能な整形外科医なら頸椎と小脳の関連を知っているが、普通の整形外科医ではそれを知らない。
しかし、医学では、頸椎→血管収縮→小脳の機能障害は常識ですらある。
先日も、20代の女性が「頭痛とめまい」で病院を受診したところ「CTを撮りましょう」「血液検査しましょう」と見当違いなことを始めたらしい。
結果は、「異状なし」。「もし、症状が続くようなら精密検査をしましょう」と、また見当違いな方向へ進んだらしい。
当センターでは、頸椎周囲の筋肉の治療、関節可動域を拡げる施術を行ったところ、一回の施術で症状は消えた。
これは、ゴッドハンドではなく「適切な治療」のおかげである。見当違いはどこまで行っても見当違いなのだ。みんな時間が有り余っているのであろうか。無駄な時間を過ごしてはならない。どうやっても治らないという状況に陥る時が来るからだ。
治せるときに適切に治すことだ。お金も時間もそこにつぎ込まなければならない。
たばこ代に、1か月に1万5000円も使うなら、パチンコで1か月に3万も6万も使うなら、自分の身体にもっと投資して何かをやればいい。
学校で、こんな簡単なことを教えないものだから、年齢を重ねてつらい日々を送るようになるのだろう。