職業病による痛み
勤続疲労は必ずたまる
一年二年くらいの労働なら、身体を傷めることはないだろう。しかし、これが長期となれば話は別だ。
長期間の座り仕事、立ち仕事、前かがみの仕事、仕事はいろいろある。その全てに職業病はあると考えておいた方がいい。
もちろん、私にもある。
人生80年、というのは過去の話だ。今はさらに長生きする確率が高い。出来ていたことが出来なくなる時間が長くなるのだ。
それに対して対応策を考えているかといえば、そんなことを考えている人は限りなくいない。
何かのセミナーに参加すると、ほとんどの人が「感動した!」というらしいが、それを実行するとなると、とたんに数が減り20人に1人くらいの人しか行動しないという。5%の人が動くにとどまる。これは事実だと思う。多くのことにそれは当てはまるだろう。
「あちこち痛いんです~」
という訴えは多いが、治療を始める人はほとんどいない。やばいレベルに達してから「何とかして~」というが、手遅れだ。
この状況はこれからも続くだろう。
職業病は心身のどちらかで発生するはずだ。会社の愚痴を言う人多いと思うが、職業病に対しては何の手立てもしない。こういったことでは、長く生きる時代についてはいけないだろう。
愚痴る暇があったら、自分自身を整えて、心身共に健康を維持しようとするべきだ。先ずそれが先だ。
周りを変えることはかなり難しい、しかし、自分を変えることなら今すぐにでも変えられるからだ。