神経は何でも知っているがあなたは知らない

神経は痛みを知るだけではない

「肩がこる」「体が重い」「体調が悪い」

こんな訴えは、神経の働きによって意識させられる。神経系は生体の情報全てを把握している。意識に上らない感覚の全てをだ。

筋力の低下は神経系の働きを低下させるものだ。歩いていてつまづくといったことなどもそうだ。だから、つまづくという状態は、神経系の異常を示しているといってもいい。

姿勢の変化も神経系が関与しているが、ほとんどの人は老化が関係していると思っている。背中が円くなるという状態は、常時、筋肉の緊張を強いられるが、その緊張を制御しているのは神経系だ。

治療するのは、この神経系の緊張を取り除くことになる。筋肉の緊張は神経の緊張でもあるからだ。

身体の歪みがなぜ良くないといわれるかというと、歪みは正常な筋活動や関節活動を制限する。その制限が神経系を緊張させ、違和感を生じるようになる。それが持続していくと痛みに変わる。

身体の歪んだ人が痛みを訴えるというのは、違和感を通り越して、障害が発生したということなのだ。

この神経系の治療は、カイロプラクティックが対象とするシステムであり、独自の方法がある。他の治療分野にはないものだ。

もっと注目されないといけない分野なのだが、神経系の知識について取り上げられることはほとんどない。

筋肉を鍛えるとか、柔軟性をつけるといった神経系以外の分野の方がわかりやすいのだろう。

しかし、このブログを読まれる方は、神経系に注目してほしい。きっと、あなたの健康に貢献するはずだ。

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