免疫力を高めるって何?
免疫機能を正常にするというのが正しい
「免疫力を高める」というのはいいことだと思っている人は多い。免疫抑制剤はどうなるだろう。免疫が過剰になっているのを抑えることもあるのだ。
免疫機能を正常化することが、病気を抑制し回復を促すのだ。生物学の基本は刺激と反応であるが、筋肉痛に例えてみると、日頃から運動している人は、していない人よりも運動の負荷に対して強いものだ。何もしていない人は、筋肉痛になりやすいばかりでなく、痛みからの回復も遅い。
だからといって、サプリメントを摂ればいいというのではない。「免疫力を上げるサプリメント」というのが怪しいのはそういったことだ。
生物は、刺激することで強くなるという反応を起こす。もちろん刺激のし過ぎは病的になることもある。
身体を矯正することは、刺激によって身体が強くなるものだ。何もしないという選択が一番もったいないのだ。
日々やるべきことをやって、もっと楽観的に生きられる努力に目を向けることも大切だ。それには、何をどうすればいいのかを考えるべきなのだが、そういったことを考える機会は少ない。
生きていくうえで、刺激は不可欠なのだが学校では教えてくれない。生理学の話なのだ。
で、免疫力は、適切な食事と適度な運動、最適な刺激によって正常化する。免疫を高めるのではなく免疫機能を正常化するのだ。そういったことも学校では習わない。基本的な話なので知っておくと知恵になるはずだ。