痛みの原因のほとんどが筋肉、関節、神経にある!

原因を取り除くことが治療だというけれど…

「どこへ行っても治らない」という人をいつも観ている。

しかし、治らないには理由がる。一番の理由は、「原因を取り除く治療をしていない」

このことは何度も何度も説明するのだが、いつも同じことの繰り返しだ。筋肉や関節、神経の障害が痛みの原因なのに「薬」「湿布」「電気」、こんなことが効果がないことは医療関係者なら誰でも知っていることだ。

当然、治療を受けている人もわかっているはずだ。膝が曲がってしまっている人に、いくら投薬や湿布、電気を当てていて治ると思っている人はいないと思うのだが、いるのだそれが。

これは悪口ではなく、医学関係の教科書にもある話なのだ。

曲がった膝には、真っすぐにするような力学的な治療が必要だ。曲がった背中もそうだ。身体は加齢とともに変性していく。このことは事実だ。そのうちに元に戻るさ、と思っているのなら勘違いもひどい。悪くなる一方なのだ。エントロピー増大の法則が働いているからだ。名前くらいは聞いたことがあると思う。形あるものは必ず壊れるという法則だ。

何もしなければ崩壊は早い。それを遅らせるためには、人工的に手を加えていくしかないのだ。

歯のメンテナンスや治療のように、積極的に治すことだ。歯を磨いていても、虫歯や歯槽膿漏は治らない。

身体も同じで、積極的な力学的治療をすることだ。鍛えればいいと思っているのならこれも間違いだ。ほどほどのエクササイズは身体に有効なことはわかっているが、身体を治す力はほぼない。腰痛一つ治らないのだ。痛みの原因が筋力低下ではないからだ。

インターネットの普及でいろんな情報が手に入る。大学でしか読めなかった論文も今なら読める。

痛みの原因のほとんどは、「筋肉、関節、神経」にある。このことはちょっと力を入れて情報を集めれば誰だって手に入る。

無意味な治療に時間とお金を費やさないようにしてほしくて記してみた。

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