やっぱり弾力性だ!
柔軟性じゃなく弾力性
「体が柔らかいのは健康だ」という人もいるようだ。しかし、その柔らかい人というのは、それとこれとは関係がないということを知っている。
事実、柔軟性と健康は関係がない。つまり、柔軟性がある人は健康で、そうでない人は不健康だという意味になる。
これは都市伝説だといえなくもない。
私が常に言うのは「弾力性が大切だ」ということだ。
脊髄にも弾力性が要る。弾力性を失った脊髄は、神経の伝導や痛みに関与するといわれる。椎間板ヘルニアの人が痛みで悩むのはこのことを指している。
では、この弾力性をつけるのにはどうすればいいのかというと、それはカイロプラクティックの仕事だ。
「また宣伝か?」と言われるかもしれないが、宣伝以外にここですることに何があるだろう。
カイロプラクティックは生体力学に着目する仕事だ。
弾力性を維持する、弾力性を取り戻す、といったことは、整形外科や整骨院、鍼灸でやることではない。カイロプラクティックの仕事なのだ。
老子は「生まれた時には柔らかく、死ぬときには硬くなる」といった。体も心も同じだ。弾力のある身体、弾力のある思考、これが柔らかさだ。前屈して地面に手のひらが着くことではないのだ。