病気の予防には良い体調の維持

すぐに病気になるのではない

生活習慣病は、不摂生をしたからといって明日には病気になるということはありません。徐々に時間をかけて病気に身体に変化していくものです。

ですから「今はどこも悪くない」と、自覚症状がないことをいいことに不摂生を続けていくのが人間というものです。

また、「病気にならないように予防が大事」とも言いますが、それは病気になった人の言う言葉です。病気になってやっと健康のありがたみが分かったという心底からの言葉です。この言葉を実践に移す人は多くありません。

病気にならないようにするためには、日ごろから良い体調というのを自覚することが大切です。これがなかなかできないのです。

体力に自信がある人は、自分の体力の衰えにはなかなか気づかないものです。普段運動しないので衰えを自覚する機会がないのが理由です。

からだ矯正センターでは、そんな人に自覚してもらうために、負荷をかけた運動をしてもらうこともあります。そこで「体力に自信ありますか?」と尋ねると、「いや、全くない」という返事が返ってきます。「何でわかったんですか?」と訊くと「やってみたらわかった」と返事をされます。

自覚するまでは「自分は特別」と思うのは人間の心理傾向なのですが、この間違った思い込みを取り除くことから病気予防は始まります。

病気予防は病気の自覚がない時に行うものです。これは病院では行ってくれません。医療とは関係がないからです。「いや定期的に検診を受けている」という人もいるかもしれませんが、それは「病気探し」に行っているのです。病気予防とは関係ありません。

コロナが落ち着いてきた今、病気予防や体調の復活のために行動しましょう。

からだ矯正センターは、病気の予防だけでなく背骨や筋肉などの生体力学的な異常の改善や神経系を通して身体機能を高めることも行っています。

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