体調管理を日常生活に取り込む!
健康を維持するための必須とは
「健康のありがたみは病気になるまでわからない」
この格言は、昔からあります。そして、いまだに克服できていません。
なぜかというと、「健康のありがたみは、病気になるまでわからない」からです。そして、健康管理は、本能ではなく理性(思考)が要るからです。
また、健康管理の重要なことが何なのかがわかっていないということも理由に挙げられます。
健康管理は、歯を磨くことと同じように大切なことです。長年の習慣で皆、歯を磨きますが、これは、理性(思考)によっての行動です。
本能が主体に生きている動物は、歯を磨くという習慣はありません。人間だけの行動です。
当然のことながら、歯が痛くなってから歯を磨いても元に戻りません。
身体も壊れてしまうと元には戻りません。神経系を中心として、異常さは学習されていき、元にもどそうとする行動をとるまで止むことがありません。
腰痛は放置していても、自然に治ることはありません。なぜなら。腰痛の原因が取り除かれていないからです。
むち打ち症は、きちんと治療しなければ治ることはありません。徐々に痛みは増悪し、自律神経系を冒しつつ悪化していきます。
これは虫歯と同じで、「治る」方向へ行動をとらなければ、悪化するという方向へしかいかないものです。
健康管理をするための必須条件は、
〇身体の運動機能を維持すること(鍛えるとは違います)
〇食事管理の知識
〇こころの制御方法の知識
少なくともこれらのことに興味を持たなければ健康管理をすることのスタートラインにも立てません。
テレビ見すぎ脳の人なら「サプリメント」「エクササイズ」などを健康管理と勘違いして覚えるでしょうが、浅はかな考えです。
それらが効果がが薄いことは現場の人なら十分承知です。
もっと積極的で、専門的な、個別的な方法を考えていかないと効果が上がったりしません。大切なのは、時間や労力は出来るだけ少なくして効果を上げること。変化し続けること、これしかありません。
作家のルイス.キャロルは、本の中で「とどまりたければ、走り続けるしかない!」ということを言いましたが、このことは進化生物学の中にも取り込まれました。
健康管理にも同じことがいえます。「健康であり続けるには変化し続けるしかない」のです。
頑張りましょう。