痛みやコリの解消は病気を予防する
不調は徹底的に取り除く
中年以降の人で、体調不良を抱えている人は病気に移行する確率が高いというと、「たしかに」と思う人も多いと思います。
しかし、「体調不良を放置していてもそれは治らない」と言うと「そんなバカな」と思う人が多いのは、治療する側からすると不思議なことの一つです。
周囲の中年の人たちを観察していれば私の言うことが理解できるはずです。自然治癒するのは「切り傷、打撲、やけど」くらいのものです。むち打ちや捻挫であっても、放置していると後遺症に悩む人がほとんどです。
肩こりや痛みは理由があっての症状です。
肩こりは胆石症や心臓病であってもコリを感じます。筋肉疲労とは違うものです。一時的な筋肉疲労なら放置していても治癒しますが、慢性的な疲労は治癒しません。神経系が悪い意味で学習するからです。これを再学習しなければ症状は消えません。
医学では神経科学の発展でこういったことは常識化していますが、一般的には普及していません。
治療や体調管理には医学的な知識は欠かせません。その知識を治療や予防に応用することで、適切な処置を行うことができます。
痛みやコリを放置したりシップやもんだりして誤魔化すのではなく適切な処置をしましょう。そうすることで思わぬ病気の発見もあります。
誤魔化すことは何もしないのと同じです。病気で苦しむのが嫌な人は痛みやころを放置することはいけません。痛みやコリ、この段階で対処していれば大きな病気の進行を防ぐことができるかもしれません。
この記事を新しい知識だと覚えていただき今後の人生に生かしてもらいたいと思います。