メンタルヘルス:「頑張らなくてもいい」は本当か

大阪玉造のからだ矯正センターと豊岡市出石町にあるからだ矯正センターでは、心の健康にも対処しています。メンタルヘルスはストレスだけではなく痛みの問題にも強く関与します。

そこで、よく世間で言われる「頑張らなくてもいいんだよ」について考えたいと思います。というのも、先日、患者さんに「職場で、頑張らなくてもいいんだよって言われたんですけど、何か引っかかるんです」と言われました。気になります。健康とどんな関係があるのでしょうか。本当に頑張らなくても健康でいられるのでしょうか。

心の健康とは

心の健康については、これまでも何度か述べてきましたが、心の健康を維持するには欠点があります。それは「こころには痛みがない」のです。「いや、心にも痛みはある」と言われる人もおられるでしょうが、ここでは傷のような痛みで、「何としてでも取り除きたいという欲求を伴った感覚」としての痛みとして述べます。

先ず「頑張ると健康にどんな影響」を及ぼすのでしょうか?

そして、「頑張らなければ健康にどんな影響」を及ぼすのでしょうか?

頑張ってうまくいくと達成感を得ることができます。頑張らなかったので、達成感が得られたとは言いません。

苦手な分野を頑張って克服したので苦手意識が消えました、とは言いますが、苦手意識があったので頑張らなかったおかげで克服できて、苦手意識が消えました、とは聞いたことがありません。

「頑張ること」とは一体何なのでしょうか。なぜ、「頑張ってはいけない」のでしょうか。

からだ矯正センターでは、こう言います。「頑張っては欲しいけど、頑張りすぎてはいけませんよ」と。無理はダメなのです。人に負けないといったことも、年齢を重ねるごとに取り除く必要があります。それは、無理をするからです。

健康に無理は禁物!

「1万歩は歩かなくちゃ」これはよく聞きました。からだ矯正センターはそんなことは言いません。「ま、30分くらいね」と言います。「たったそんなんでいいの」と言われますが、こう言います。「一生です。死ぬまでね」

無理をしなければ、運動は続きます。無理すれば、早く辞めて、もうしません。

「頑張らなくてもいいのよ」というのは、からだ矯正センターでは、「無理しなくてもいいのよ」と言い換えることができます。

頑張る=努力する」と定義するなら、心も体も健康的な影響を与えてくれます。

しかし、「頑張る=我慢する」と定義するなら、心と体には、そのうち害を及ぼすことになるでしょう。

「頑張る」をどう定義するかによって、有益にもなり有害にもなるように思えます。

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