ちょっと待て!椎間板ヘルニアの手術

当センターには、「椎間板ヘルニアの手術をしなくてはならなくなりました、何とかなりませんか」といった訴えで来られる方も多々あります。

誰でもできるかぎり手術なんてしたくないと思うのですが、病院で治療を行ってきた患者さんは、「手術しましょう」と言われると、意外にあっさりと「OK」してしまうようです。

その理由は画像診断にあることが理由の一つでしょう。あの飛び出た椎間板を見ると、「手術は致し方ない」と了承せずにはいられないのもうなずけます。

また、お医者様という権威と肩書の信頼度の高さもそうさせます。

わたしどものような民間の手技療法家などの意見は、信頼に値しないと無視されます。

ただ、ここで言っておきたいのは、椎間板ヘルニアは病気ですか?病院は病気を治すところです。肩こりで整形外科を受診している人がいますが、肩こりは病気ですか?

病気でもないのに病院に行って「治らない」と皆言います。病気ではないのです。

椎間板ヘルニアは病気ではありませんが、病気のようにも思えます。

説得力のある画像検査では、飛び出た椎間板を見せられると納得させられますが、実は、飛び出た椎間板と痛みの関係は希薄です。

椎間板が飛び出ていても痛みがない人は60%を超えます。これはお医者様の研究でそういうのです。わたしが言っているのではありません。もしかするとわたしの椎間板も飛び出ているかもしれません。

それが真実だとしたら、画像検査で恐怖を植え付けられたとしても、他に治す方法があるのではないかと考えてください。実際ありますから。

この椎間板ヘルニアの痛みやしびれを取るにはかなりの労力と説明が要ります。ここでの説明も長くなりそうなので、またの機会に説明したいと思います。

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